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お役立ちコラム

日常にあふれている交渉の場面と、成否のポイント

2024年04月17日


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■あなたにも必要!日常にあふれている交渉の場面

皆さんは、交渉という言葉に対して、どのようなイメージをもっているでしょうか?
営業が行うもの?価格交渉など苦しいもの?だましあいがある駆け引き?
多くの人は、自分の業務や生活ではあまり関係なく、かつできることならやりたくないネガティブなもの、と感じているかもしれません。
 
ところが、交渉は、日常の些細な場面で見受けられます。
例えば、家族で旅行先を考えている時。仕事でスケジュールを調整したいとき。ほかの人に何か作業を依頼するとき…。
気が付いていない、意識していないだけで、日常の中には、役職や業務に関係なく、たくさんの交渉の場面があるのです。

■苦手な人が多いけど、実は難しくない交渉

役職や業務に関わらず、誰にでもある交渉の場面。
にもかかわらず、多くの人が交渉に苦手意識を抱えています。
なぜかというと、交渉を難しく考えすぎているからです。
実は、交渉は難しくありません。ポイントを押さえれば、誰でもできます。
では、ポイントとは何か…。
それは、「事前準備で決めておくこと」です。

■交渉の成否は事前準備で決まる

交渉のポイントは「事前準備で決めておくこと」です。
事前準備でどれだけいろいろなことをきちんと決めておけるかで、交渉の成否が決まってくるといっても過言ではありません。
では、いったい何を決めるのか。
そのお話をする前に、まずは「交渉」についての誤解を解かなければいけません。
 
交渉は、駆け引きを行うとか、騙しあうといった、ネガティブなイメージを持たれていることがありますが、これは正しくありません。
確かに、手法として相手をだましたり、駆け引きしたりすることがないとは言いません。
しかしながら、「交渉」の本質は、下記の3点になります。
・相手がいる
・合意に達するべきテーマが存在する
・話し合いによって行う
 
そもそも相手がいて、意見が分かれており、相手と合意をする必要性を感じないなら、交渉は発生しません。
例えば、私と、このコラムを読んでいる皆さんが、どこに旅行に行くかは、意見が分かれるかもしれませんが、合意する必要はないので、交渉は生まれないでしょう。
それぞれ、思い思いのところに旅行に行けばいいのです。
 
逆に、打ち合わせをいつにするか決めないといけなくて、お互いの候補日が合わないときに、それぞれ勝手に自分の都合のいい日に打ち合わせを実施しても、相手がいなければ意味がありません。
これは、双方で合意に達するべきテーマと言えます。
さて、皆さんなら、どうやって打ち合わせの日程を合意していきますか?
駆け引きや、騙しあいは必要でしょうか?
 
交渉では、必ずしも駆け引きや騙しあいが必要とは限りません。
どちらかというと、必要なのは、いつ都合がいいかといった双方のスケジュールの把握であったり、打ち合わせを行う必要性や重要性といった優先度であったりという情報だと思います。
事前に、いつだったら都合がいいかというスケジュールを把握していたり、打ち合わせを行う重要性をわかっていたりすれば、お互いに候補日を出し合いながら、日程を調整できるでしょう。
 
このように、交渉には、事前準備が必要になります。
「相手との信頼を築く!交渉戦術(事前準備編)」では、どんなことを、どうやって事前準備したらいいのか、準備の時に何に気を付ければいいのかというような、交渉に必要な事前準備のポイントを学ぶことができます。
 
交渉に苦手意識がある方、交渉の必要性を感じた方、自分にも交渉の場面があることに気が付いた方、ぜひ一緒に、交渉の事前準備について学んでみませんか?
興味のある方のご参加をお待ちしております!

コラムの内容を学べる研修情報

『相手との信頼を築く!交渉戦術(事前準備編)』
日程:2024年6月12日水曜日 14:00 ~ 16:00

詳細はこちら


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コラム執筆者

山本 秀幸
山本 秀幸
株式会社人援隊 代表取締役
商工ローンの飛び込み営業を経験し、大手コールセンターで、スーパーバイザーを経験。その後、営業アウトソーシング会社に転職。入社して半年間は、1社も受注できない売れない営業マンを経験。半年後、元リクルートのトップ営業マンだった社長に、直接指導を受け、年間2億円の売上をあげ、会社の成長に貢献する。その後、外資系人材コンサルティング会社の研修事業の事業責任者を経て、2014年に、研修講師として、独立。

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