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今どきZ世代の特徴と新入社員育成に必要な研修とは?

2023年12月01日


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■仕事は人間関係が9割

『上司との関係に悩んだことがある』そんな経験がある人もいるのではないでしょうか?

特に現代は、パワハラ、モラハラ等があり、そもそも話せないと悩んでいる管理職の方も少なくありません。実際、「部下が話してくれない」「チームメンバーとの関わり方に悩んでいます」「話しが通じない」と、現場の声を研修で聞くようになってきました。

どんな会社も組織も、人が集まりチームをつくり、仕事を行います。仕事の最小単位はコミュニケーションです。上司と部下のコミュニケーションの課題は、今に始まったことでは
ありません。事実、2012年厚生労働省の「労働者健康状況調査」によると、強い不安・悩み・ストレスは「職場の人間関係の問題」(41.3%)が最も多くを占めています。

労働者健康状況調査

出所:厚生労働省「労働者健康状況調査」表30(平成24年)

このように、職場の人間関係の問題、上司と部下のコミュニケーションの問題は、いつの時代も多かれ少なかれあります。しかし、こと現代においては、その傾向が強く見られるようになってきました。「そもそもコミュニケーションがとれない」「距離の取り方に悩む」「下手に言うと辞めてしまう」現代の若手、新入社員にあたるZ世代の存在です。

■世代間ギャップが生まれる理由

新入社員と若手社員、主に20代となる若手世代の上司(係長、課長等)は就職氷河期世代にあたります。若手世代はZ世代と呼ばれています。なぜ、世代ごとに分けるのかというと、育ってきた『社会・経済・教育・流行・労働環境・法律』等、人材の特徴が異なるからです。それにより、世代間ごとに働くことへの意識や価値観に大きな変化が起こります。
コミュニケーションがかみ合わないことは普通のことなのです。

(財)日本生産性本部「働くことの意識」調査によると、年々働くことの目的、意識が変わっていくことがわかります。

日本生産性本部「働くことの意識」調査
出所:(財)日本生産性本部「働くことの意識」調査(2012年)

このように、働く目的、意識、価値観は変わっていきます。世代間ギャップ、コミュニケーションがうまくいかなくても不思議なことではありません。

では、どうすれば世代間ギャップを減らせるか。上司と部下の関係に悩まなくなるのか。若手の離職率の減少、定着、戦力化のためにも、Z世代を知ることから始めましょう。

■Z世代とよく聞くけど、どんな世代?

Z世代とは主に1996年以降に生まれた世代を指します。おおむね20代です。Z世代を説明する際に、避けて通れないものは『スマホ』です。10代の多感な時期からスマホでコミュニケーションをとってきているので、他の世代とは大きく異なる特徴があります。『ソーシャルネイティブ・デジタルネイティブ・社会変化』の3つです。

1、ソーシャルネイティブ

スマホでコミュニケーションを普通に行い、いつでもどこでも誰とでもリアルタイムに話せます。また、SNSにも幼少期から慣れ親しみ育っています。世界中の発信と受信を見ているので多様性に富んでおり、学校もまた個性重視の教育をしています。

2、デジタルネイティブ

スマホによって、あらゆる情報が無料で手に入ります。50年分のメディア、コンテンツを消費することも可能です。あらゆるコンテンツ、商品、サービスを見ており、情報を消費するのが当たり前になっています。

3、社会情勢の変化

Z世代はリーマンショック、東日本大震災、長期景気低迷、コロナウイルス等、社会情勢の変化を見て育ってきました。いつでもスマホで最新ニュースを、社会の変化をキャッチできます。Z世代は安定志向と言われている要因の一つとされています。

また、日本能率協会マネジメントセンターが調査した『イマドキ若手社員の仕事に対する意識調査2020』によれば、

 

自分らしい生活を送る 18.3%
仕事環境の心地よさ 17.3%
お金を多く稼ぎ良い生活を送る 14.3%

 

となっており、個性重視や安定志向の傾向が伺えます。

【サイバックスUniv.運営事務局より】

Z世代の新入社員を育成するためには

「新入社員への『社会人マインド』セットや基礎事項の習得」
はもちろんですが、同時に
「管理者やOJT担当者がZ世代の特徴について理解する」
研修を導入する事も、円滑なコミュニケーションから新入社員のモチベーション形成にもつながるため有効的です。

 

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■まとめ

上司と部下のコミュニケーションはどんな時代にも起こります。世代間ギャップを減らし業務遂行していくために、まずはZ世代の特徴をつかみましょう。Z世代に必要なのは、個性を認め(承認)・情報を与えて(納得)・心理的安全とチャレンジの両立(安定志向)です。これは現代マネジメントの必須要素でもあります。

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コラム執筆者

松本 貴道
松本 貴道

日本プロフェッショナル協会認定講師

12年の塾講師経験。Z世代の特徴、扱い方、関わり方に長けており、Z世代の教え方から育成まで幅広く柔軟に対応。
新入社員研修の経験多数。「圧がない・話しやすい・わかりやすい」と好評をうけており、メンタルヘルス・ビジネスマインド等を担当。
コピーライターの経験。就活生向けの特設サイトへ、就活講座コラム記事(2000~3000文字)を多数寄稿。人気1位の記事になる。

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