サイバックスUniv.
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株式会社三技協様 会費制サービス

会社の教育理念に基づいた効率的かつ効果的な研修の実施

株式会社三技協様は、『The Optimization Company(R)』をスローガンに、ITテレコム分野でビジネスを展開する「総合情報通信エンジニアリング企業」です。創業以来50年以上の歴史を誇る株式会社三技協様は、国内、海外の大手通信会社をクライアントに擁し、各地の通信環境の土台づくりに携わられてきました。「宇宙」、「防衛・防災」、「移動体通信」と多岐に渡るフィールドで、いつでもどこでも繋がる通信ネットワークの構築に日々、取り組まれています。

URL https://www.sangikyo.co.jp/
事業内容 情報通信エンジニアリングサービス
従業員数 772名(2024年4月末現在、連結)

御社の教育方針について教えてください

「育成志向」を企業理念に含めており、その都度の事業環境に合わせて具体的な社員研修プログラムを策定しております。
人材は経営資源であり、顧客の信頼を裏切らないサービスを提供するために教育は欠かすことができないものであると考えています。

この考えをベースに、毎年全社員の育成方針として「全社人材開発基本方針」を定めています。更に全社人材開発基本方針に基づいて階層別に必要なスキルの洗い出し・スキル習得のための年間スケジュールを組んでいます。

サイバックスUniv.導入のきっかけを教えてください

  • リカレント学習の定着
  • 派遣事業向けに特化した機能への期待

サイバックスUniv.導入の最大のポイントは、リカレント学習の定着です。通信技術の世界は変化のスピードが速く、会社が教育の場を用意するだけでは足らず、社員自らが学ぶ姿勢を持つことが求められます。
そこで、場所や時間を選ばずに学習することができるeラーニング導入を決めました。

また、現在、新卒採用も積極的に行っており、社内に若手が増えてきています。
例えばビジネススキルや一般教養・ビジネストレンド等、社会人としての土台にあたる教育はeラーニングを用いています。あらゆる世代が、継続的に学習できるプラットフォームとしてサイバックスUniv.には大きな期待をしています。

2つめの派遣事業向け機能については、毎年、各部門・個人の教育履歴を取りまとめて報告書の作成が必要となります。限られた管理部門の人員で、それらの膨大なデータのとりまとめを行うことはかなりの労力がかかります。
サイバックスUniv.では学習したeラーニングの履歴を管理画面で一元管理することができるため、報告書作成が効率化する点が良いと感じました。様々な場所で働く従業員の教育履歴全体を管理するのにサイバックスUniv.を大いに活用したいと考えています。

サイバックスUniv.導入後で変わったこと、今後どのようになってほしいか教えてください。

サイバックスUniv.導入後の変化としては各部門で、「役職登用プログラム」や「文章作成講座」等独自の教育プログラムを組み、eラーニング受講を推奨・運用し始めた点が挙げられます。
全社での教育機会が中々設けられていない反省もある中で、現場で自主的にこのような動きがあったことはとても嬉しいです。

いずれは、若手含め従業員自らが自発的にサイバックスUniv.で学習をしてくれるようになると一層良いなと思っています。
今はまだ、その過渡期にありますが、従業員ひとりひとりが学ぶ姿勢をもつ組織づくりこそ、当社のこれからにとって重要なテーマだと感じています。

今後の方針について

階層別・職能別にどんなテーマが課題になっているのかを吸い上げて、分析していきたいと考えております。

教育方針でもお話ししたとおり、『育成』は重要課題です。
ただ、計画を立ててもコロナ禍や予算、リソース不足などで計画通りに実行できないこともあります。

eラーニングはこれらの制約を回避し、従業員に対して広く平等に教育機会を与えるための最適なツールと考えております。ただし、システムを導入しただけで全て解決するとは考えておりません。
『育成』に重要なのは、個人のキャリアデザインと、組織としての成長の両立と考えており、従業員に対する個別インタビューや、キャリアコンサルティングなどを人事部門が行い、従業員に対して「なぜ学習をしなければならないのか」という意識づけをおこなうことが必要であると考えております。

サイバックスUniv.に今後期待すること

サイバックスUniv.ではeラーニングコンテンツについて、「動画」や「テキスト」等、さまざまな形式がありますが、ひたすら聴講するだけでなく、確認テストによる理解度確認や、画面上で手を動かしながら学習するプログラム等、インタラクティブなコンテンツが増えると良いのではと思っています。

また、受講者のeラーニングの受講が修了したタイミングで「修了」したことをメール等で通知するなど、教育担当者の管理負担を減らすような機能強化にも期待したいなと思っています。

※記載内容は、2021年12月の取材に基づいています。

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