お知らせ
研修担当者250人に聞いた「社員研修に関するアンケート」調査結果発表
~eラーニングを活用した研修TOP3は「コンプライアンス」「情報セキュリティ」「ハラスメント防止」、教育・研修予算は4社に1社が増額予定~
法人会員向けに与信管理クラウドサービス、社員研修サービス「サイバックスUniv.」を提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本太一、以下リスモン)は、リスモンサービス利用会員企業(与信サービス、社員研修サービス)およびメールマガジン登録企業に対して実施した第1回「社員研修に関するアンケート」調査結果を発表いたしました。
▼今回配信の調査結果はダイジェスト版です。本調査の詳細はサイバックスUniv.HPより資料ダウンロードいただくことでご覧いただけます。
https://www.cybaxuniv.jp/form/wp02/
調査の背景
新型コロナウイルスの流行を経て、企業の教育研修はオンライン化が進み、多様な学習方法への需要が高まりました。一方で、コロナ禍が落ち着いた昨今では、対面型研修の再開やハイブリッド型の研修手法の導入が増加傾向にあります。
今回、2024年現在の企業研修ニーズを捉えるために、教育・研修を実施中の企業250社の担当者へ、現在実施しているeラーニング・集合研修での教育研修内容や、今後実施する予定の研修内容についてアンケート調査を実施しました。
「社員研修に関するアンケート」調査結果サマリー
●eラーニングでは全社員が対象となる研修が多く実施されているのに対し、集合研修ではディスカッションやグループワークを取り入れた階層別研修を中心に実施されている傾向があることがわかりました。
●eラーニングで実施している研修TOP3は「コンプライアンス」「情報セキュリティ」「ハラスメント防止」の順となり、集合研修で実施している研修TOP3は「新入社員研修」「管理職研修」「中堅社員研修」となりました。
●教育・研修予算の増減に関する設問では、4社に1社が教育・研修予算を増額予定と回答しています。そのうち、研修数増加の影響と回答する企業は9割となりました。企業が法令の要求に対して行うべき「法令対応(ハラスメント防止)」や、近年の事件・事故に対応した「コンプライアンス体制」「情報セキュリティ体制」の強化の必要から、教育研修数の増加に繋がっているものと考えられます。
▼教育研修に役立つ各種お役立ち資料をダウンロードいただけます。
「成果があがる研修の計画と実施のポイント」
「企業が行うべきハラスメント対策とは?」
「リスキリング/成功事例に学ぶ、動機づけと仕組みづくり」 など
https://www.cybaxuniv.jp/form/top.html
調査概要
調査名称 | 第1回「社員研修に関するアンケート」調査 |
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調査方法/エリア | インターネット調査/全国 |
期間 | 2024年8月8日(木)~2024年8月30日(金) |
調査対象者 | リスクモンスター会員およびメールマガジン登録ユーザー |
有効回答数 | 250社 |
調査結果
(1)eラーニングは全社研修で利用される傾向、TOP3は「コンプライアンス」「情報セキュリティ」「ハラスメント防止」
研修方法別に実施している研修内容について聞いたところ、eラーニングでは「コンプライアンス研修」(回答率40.8%)、「情報セキュリティ研修」(同37.6%)、「ハラスメント防止研修」(同35.6%)の順に回答が多くなっています。
一方で集合研修では、「新入社員研修」(同52.0%)が最も多く、次いで「管理職研修」(同38.0%)、「中堅社員研修」(同36.8%)となりました。(図表A)
eラーニングでは全社員が対象となる研修が多く実施されているのに対し、集合研修ではディスカッションやグループワークを取り入れた階層別研修を中心に実施されている傾向にあります。
(図表A)実施している研修内容/eラーニング・集合研修別(n=250)
(2)新入社員に身につけさせたいスキル、TOP3は「ビジネスマナー」「ビジネス基礎」「コミュニケーション」
新入社員・若手社員に身につけさせたいスキルを聞いたところ、「ビジネスマナー(マナー、電話・メール対応、文書作成など)」(回答率 84.4%)、 「ビジネス基礎(社会人基礎力、タイムマネジメント、PDCAなど)」(同 82.8%)、 「コミュニケーション」(同 64.4%)の順に回答が多く、どの職種にも求められる基本的なスキルを重視していることがわかりました。(図表B)
(図表B)新入社員・若手社員(入社3年目頃迄)に身につけさせたいスキル(n=250)
(3)人材育成戦略の要となる階層別研修が重要視される傾向に
重視する研修内容を聞いたところ、「新入社員研修」(回答率51.6%)が最も多く、「コンプライアンス研修」(同36.8%)、「管理職研修」(同35.2%)と続きました。
また、実施している研修については、「新入社員研修」(同63.6%)、「中堅社員研修」(同51.6%)、「コンプライアンス研修」(同49.2%)の順で多く回答されました。 (図表C)
重視する研修、実施している研修のいずれにおいても、階層別研修が上位に含まれており、階層別研修は単なる知識の習得ではなく、各階層に応じたスキル習得やキャリア成長支援となるため、企業の人材育成戦略において欠かせない要素であることがわかります。
(図表C)重視する研修と実施している研修の比較
(参考)リスクモンスターの階層別研修
(4)4社に1社が教育・研修予算を増額、社内研修数の増加予定が9割
2024年度の教育・研修予算について聞いたところ、前年度と比較して「変化なし」(構成比 62.0%)、「増加(大幅に増加+やや増加)」(同 24.0%)、「削減(大幅に削減+やや削減)」(同 2.8%)となり、予算に変動がないという回答が多い結果となりました。教育・研修の予算を一定に保ち、社員への投資を継続している企業が過半数以上を占めております。 (図表D)
教育・研修予算に増減があった場合の理由をまとめたところ、予算が「増加(大幅に増加+やや増加)」した理由としては「研修数変動」(同92.3%)、「社員数変動」(同89.4%)が多く、研修の実施数や対象となる社員の増加が、予算拡大の主な要因であると考えられます。 (図表E)
4社に1社は予算を増額している要因として、企業が法令の要求に対して行うべき「法令対応(ハラスメント防止)」や、近年の事件・事故に対応した「コンプライアンス体制」「情報セキュリティ体制」の強化の必要から、教育研修数の増加に繋がっているものと考えられます。
(図表D)2024年度の教育研修予算の増減(n=250)
(図表E)教育・研修予算の増減理由(n=67)
サイバックスUniv.とは
月額66,000 円(税込)~、研修ポータル・eラーニング・Webセミナーを低価格でご利用いただける会費制の研修サービスです。会員企業の利用者は、約5,000コース(9月25日時点)の豊富なラインアップから、自身にあったプログラムを随時受講できます。階層別研修だけでなく、営業・人事など職種別即戦力プログラムも充実しています。これまでにのべ3,200万回受講いただいております。(2024年3月末日時点、ユーザー数×登録されたeラーニングの本数で算定)ホームページ:https://www.cybaxuniv.jp/
リスクモンスター株式会社について
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPクラウドサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要として、教育関連事業(定額制の社員研修サービス「サイバックスUniv.」)やビジネスポータルサイト事業(グループウェアサービス等)、BPOサービス事業、海外事業(利墨(上海)商務信息咨詢有限公司)にサービス分野を拡大し、包括的な戦略で事業を展開しています。 リスモングループ会員数は、2024年6月末時点で14,097(内、与信管理サービス等7,621、ビジネスポータルサイト等3,054、教育事業等2,943、その他479)となっております。
【会社概要】
社名:リスクモンスター株式会社
本社所在地:東京都中央区日本橋2-16-5 RMGビル
代表取締役:藤本 太一
設立:2000年9月
上場区分:東証スタンダード市場(証券コード:3768)
HP:https://www.riskmonster.co.jp/